2024.06.24
設備仕様 ライフスタイル

【2024年版】神奈川県の新築一戸建ての購入を検討するならスマートハウス化もおすすめ!

神奈川県の新築一戸建ての購入ならスマートハウス化も検討するのがオススメな理由

目次

 

神奈川県で新築一戸建てを探している方から、「スマートハウスとは何ですか?」という内容の問い合わせをいただく機会が増えています。

その一方で、「スマートホームという言葉もあるので混乱します」という声もあり、これは世間一般の代表的な声ではないかと考える次第です。

スマートハウスもスマートホームも、ZEH(省エネ住宅)、長期優良住宅、低炭素住宅のように、政府や国が明確に認定基準などを定めているわけではありません。

ゆえに、さまざまな住宅関連の記事でも微妙に解説が異なるのは、概念的なものでしかないからです。

それでもスマートハウスとは、どのような住宅を指すのかというe建売netで取り扱っている物件を検索される方に向けて、改めてわかりやすくお伝えすることが、今回の主なテーマとなっています。

スマートハウスとは

もともとは1980年代にアメリカで提唱された概念とされています。

ここ最近の国内の考え方としては、実質的なエネルギーの消費量を「ゼロ」へ抑制するZEHにも通じる住宅を、ITを使って利便性を高めるとの見方が多くなっています。

経済産業省においても、

HEMSやスマートメーターを中核とし、IT技術を駆使して分散型電源・蓄電システム、再生可能エネルギーを含めた地域のエネルギーシステムの最適化を図っていく家々

と定義しています。※省エネポータルサイト 経済産業省資源エネルギー庁

災害発生時でも安定して電気を使用できる環境ができあがっているため、未来の住宅のあり方としても期待されます。

スマートホームとの違い

スマートハウスは住宅そのものに対する仕様や家電、設備との連携による利便性を指します。

一方、スマートホームは、ITやAIなどの先進技術によって外部と繋がり、快適な暮らしを実現している状態のことです。

経済産業省のスマートホームサブワーキンググループは、

IoTに対応した住宅設備・家電機器などが、サービスと連携することにより、住まい手や住まい手の関係者に便益が提供される住宅

と、サイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドラインで定義しています。※サイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン

IoT住宅との違い

IoT(インターネット・オブ・シングス)住宅という言葉も随所で見受けられます。

これについては結論から言えば、スマートハウスと同等の意味合いとしての認識が強まっています。

インターネットとモノがつながることで、快適な生活ができる住まいを指していましたが、スマートハウスもITを利用してモノと繋がりますし、それだけでなくエネルギーの管理とコントロールが可能です。

概念的には、スマートハウスにIoT住宅が取り込まれている印象で、業界内でも、そのような認識が定着しているものと考えます。

省エネ住宅との違い

ZEH住宅や低炭素住宅に代表される省エネ住宅は、太陽光発電などで生み出すエネルギーによって消費するエネルギーをカバーし、実質的にゼロ以下にすることが目的です。

それに対しスマートハウスは、ITやAIなどを利用してエネルギーを効率良く使うことが主な目的となっており、省エネ住宅とはややコンセプトが異なります。

ただし、スマートハウスも太陽光発電や蓄電池といった創エネ設備との相性が良いことから、省エネ住宅の特徴も兼ね備えているのが現状です。

ゆえに、スマートハウスを省エネ住宅のひとつとして扱うハウスメーカーも増えています。

弊社運営の神奈川県での一戸建て情報を集めたサイトでは、スマートハウスに適した物件も公開中です。

スマートハウスの定義やスマートホームとの違いやIoT住宅との違いや省エネ住宅との違いなど解説

スマートハウスの特徴

スマートハウスには、従来の住宅にはない特徴が多くあります。

神奈川県の新築一戸建ての購入後に、スマートハウス化を導入する予定があれば、初期費用や補助金の調査やチェックも重要です。

また、良い面ばかりが目立つスマートハウスですが、その特徴も含めてメリットとデメリットについても、知っておく必要があります。

理想とするライフスタイルに、スマートハウスが必ずしもマッチするとは限らない可能性もあるからです。

スマートハウスのメリット

スマートハウスのメリットといえば、エネルギーを効率良く使用することで、光熱費を下げられる可能性があることです。

待機電力や照明のつけっ放し、お風呂を沸かすタイミングのズレなど、日常生活においてエネルギーを損失してしまう機会は想像以上に多く、必要以上にコストを浪費していることも考えられます。

その点スマートハウスは、エネルギーの消費を自動的にコントロールできますし、モニターで「見える化」するため、状況を把握できることで対策を打ちやすい点もあります。

スマートフォンでも家電を外部から操作することで、ライフスタイルに応じた使い方が可能になり、快適な暮らしをサポートできることもスマートハウスのメリットです。

また蓄電池を装備することで、災害時に備えることができる、電力料金の安い時間帯に貯めて、高い時間帯に使うといった運用で、電気代の節約にも貢献します。

スマートハウスのデメリット

スマートハウスでは、家電のコントロールなどで快適な暮らしが実現可能ですが、初期投資が高くなる傾向は避けられません。

たとえば太陽光発電は、一般的な発電量であっても150~200万円が費用相場で、蓄電池も容量によっては200~300万円にもなります。

便利で効率良く生活できるスマートハウスは、その暮らしの過程において光熱費の削減は期待できますが、初期費用分を回収する期間は予想できるものではありません。

さらに設備のメンテナンスや故障時の対応を考えると、ますます、トータルコストの想定は難しいと言えます。

スマートハウスを検討する場合は、光熱費の削減だけでは恐らく初期費用の回収は難しいことから、補助金活用の可能性を含めて、資金計画は綿密に行うことが求められます。

なお、太陽光発電においては住宅用であれば、屋根一体型パネルを採用している場合は固定資産税の課税対象です。

また10kW以上の売電を実施する場合も、同様に課税対象となります。

後付けの場合は課税対象外のケースが多いですが、念のためハウスメーカーや自治体に確認を取ることをおすすめします。

具体的な物件を、神奈川県の新築一戸建て検索からピックアップしてからでも遅くはありません。

スマートハウスの特徴やメリットやデメリットなど説明

スマートハウスに必要なもの

スマートハウスに明確な定義はありませんが、

  • HEMS(ヘムス)
  • 太陽光発電
  • 蓄電池

が装備されている住宅を、スマートハウスとして見る傾向があります。

今はIoT住宅として、家電の連携やコントロールも特徴とされますが、上記の設備は、スマートハウスを象徴するものです。

それぞれのしくみや機能について、改めて解説します。

HEMS

HEMS(ヘムス)とは「Home Energy Management System」の略称です。

住宅設備や家電をWi-Fi、Bluetooth、インターネット回線などで繋ぎ、電気やガスなどのエネルギーの状況をモニタリング、あるいは制御を可能にます。

もともとはエネルギーの節約をメインにした管理が主たる機能でしたが、昨今のHEMSでは家電や住宅設備まで一元管理ができるようになっています。

また、専用アプリを通してスマートフォンで機器類をコントロールすることも可能です。

自動的にエネルギーの使用量を最適化することもできるため、かなり高機能なシステムと言えます。

HEMSの導入においては初期費用として15万円前後、ランニングコストはハウスメーカーによって無料または数千円で利用できます。

なお経済産業省は、2030年までには全ての新築にHEMS搭載という構想を掲げており、ハウスメーカーも標準の住宅仕様としてラインナップされると考えてよいです。

太陽光発電

太陽光発電システムは、

  • ソーラーパネル(太陽光モジュール)
  • パワーケーブル(接続箱)
  • パワーコンディショナー
  • モニター

といった機器類で構成されています。

太陽光エネルギーをパネルで吸収して電気エネルギーに変えて、パワーケーブルによってパワーコンディショナーに送られることが一連の流れです。

パワーコンディショナーは、直流の電気を家庭向けに交流へ変換する役割を持つ機器で、停電の際は自立運転に切り替える機能を有しています。

このしくみによって、家庭内で使用する電気を太陽光発電によってまかなうことができますし、さらにエリアによっては余った電気を電力会社に売ることも可能です。

また、モニターには発電量や使用量が表示されるため、曇りの日はなるべく電気の使用量を抑えるなどの工夫がしやすくなります。

蓄電池

太陽光発電によって作られた電力、または電力料金が割安な時間帯に得た電気は、蓄電池に貯めることができます。

割高な時間帯は蓄電池に貯めておいた電力から消費することで、電気代の節約が可能です。

台風や大雨による停電が発生しても、スマートハウスの機能を停止させることなく、しばらくの間は利用することができます。

また、蓄電池は住宅への電力供給だけでなく、EVやスマートフォンの充電にも使用できるため、災害対策の一環として太陽光発電と蓄電池の両方の導入を検討する家庭も増えています。

スマートハウスに必要なものはHEMSや太陽光発電や蓄電池など

まとめ

近年の光熱費高騰も相まって、スマートハウスはニーズが高まる可能性があります。

不動産情報のポータルサイトでも、新築一戸建てのスマートハウスを特集する記事もあり、業界も必要性を感じていることが伺えます。

スマートハウス、またはスマートハウス化を前提に、新築一戸建てを購入する際は、まずハウスメーカーに相談がおすすめです。

補助金の活用なども含めて、神奈川県で一戸建て住宅を探したいときは、リブワークのe建売netにお任せください。

また、神奈川県でスマートハウスを検討している方は、リブワークにぜひご相談ください。

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