2024.04.09
環境

【2024年版】福岡県の新築一戸建ては駅近がホントにお得?メリットとデメリットを再考

2024年の福岡県の新築戸建は駅近がお得なのかメリットデメリットを再考

目次

 

福岡県内で、新築一戸建てを希望する人の多くは、一般的に「駅近」という立地を重要視する傾向が強いです。

駅近という言葉だけで、立地の良さをイメージさせるには十分であり、暮らしの利便性を考えると、非常に魅力的に映ります。

確かに駅近物件は、一戸建てに関わらず、不動産の資産価値を大きく左右するため、徹底的に狙いを定めるスタンスでも、決して悪いことではありません。

しかし、駅近物件のメリットだけに心を動かされ、ついデメリットに目をつぶってしまい、少し後悔しているという声も意外に多く見受けられます。

そこで今回は、一戸建て購入の際に、駅近物件を選ぶことのメリットとデメリットについて解説します。

立地とは何か

そもそも立地とは、大きく2つの意味があると考えています。

ひとつは、英語表記で「Location」に相当するもので、地名、建物名、またはそれらがある位置を示すものです。

もうひとつは、住宅用の土地における「形状」「方位」「利便性」などを含めた、暮らしやすさの観点から使われる言葉です。

日本の場合、立地と言えば後者の意味合いでコミュニケーションが取られることが多いため、「立地が良い悪い」というフレーズが出てきます。

立地の良さ、あるいは悪さの基準は明確に存在するものではありませんが、一般的に好まれやすい場所というのはあります。

これから新築の一戸建て購入に向けて、どういった目線で立地を判断すべきか、悩んでいる人に向けて、ヒントになるポイントについて解説します。

良し悪しの判断基準

新築の一戸建てが、駅や商業施設の近くの土地に建築されると、一般的に「立地が良い物件」と見られ、見学を希望する人は非常に多いです。

来場目的などを分析すると、駅から遠くても商業施設が近ければ生活しやすいという声と、駅に近いから通勤通学に便利であるとの声で分かれます。

そのため、広告チラシなどに「立地が良い物件」と書かれていたとしても、イメージと一致せずに、いわゆる「刺さらない」ことは誰にでも経験があるはずです。

つまり、立地の良し悪しの判断基準は、すでに頭の中に構築されており、不動産業者やハウスメーカーが考える好立地とは、必ずしも一致しないことが当たり前と言えます。

ゆえに、細かく条件を伝えることが、理想の物件に巡り合う機会が増えます。

好立地の代表格である駅近について聞きたいのであれば、顧客の声を多く聞いている不動産業者やハウスメーカーで、直接、意見をもらうと安心です。

建物より立地を優先

福岡県内で一戸建てを探す際に、誰しもが抱えるのは、

  • 建物の仕様(性能)
  • 立地

のどちらを優先するかという問題です。

結論から言えば、立地が優先です。

すでに完成した状態で販売されている一戸建ては、一般的に注文住宅よりも住宅性能は低めですが、その分、建物のコストは抑えられています。

そのため立地に関して駅近エリアを希望している場合は、少々、住宅仕様が物足りないと感じていても、購入申し込みを決断するケースは非常に多いです。

ここに、優先順位の大きなヒントが隠されています。

建物に関しては、追加工事や引き渡し後のリフォームで、仕様のアップグレードは可能ですが、立地においてはアップグレードができないからです。

ただし、駅近は二の次で、とにかく住宅仕様を優先したいという考え方も、決して間違いではありません。

大きな買い物ですから、最終的に納得することが肝心です。

コチラに、納得できる福岡県の新築一戸建てをラインナップしていますので、検索してみてください。

リッチとは何かや良し悪しの判断基準や立地を優先することについて解説

駅近のメリット

福岡県を問わず、一戸建ての購入を検討する人の多くは、駅近はメリットであると考えています。

ただし、具体的なライフスタイルがイメージできていなければ、思い描いていたメリットは半減します。

そのため、駅近という条件を立地に求めるのであれば、何がどうメリットなのかを明確にすべきです。

この章では、駅近の物件が持つ一般的なメリットとして、

  • 交通の利便性
  • 生活の利便性
  • 資産価値の維持

という代表的な3点について解説します。

交通の利便性

駅近とは、駅までのアクセスの良さだけでなく、バス、タクシー、地下鉄などの交通機関も含めて、さまざまな方法で目的地に到着できる場所という目線が重要です。

徒歩数分で駅に行けるとしても、現実は職場や学校までの移動手段はバスが便利だったという話しは意外と少なくありません。

鉄道を中心に考えてしまうと、かえって不便になることもあります。

仮に徒歩数分でなくても、最寄りの駅までバスで15分、しかも路線の本数も多いならば十分だということも考えられます。

また、駅周辺の主要幹線道路など交通インフラは、重要な連絡網であることから、万一、地震発生時であっても優先的に復旧工事される可能性が高いです。

生活の利便性

主要な駅の周辺には、飲食店やスーパーなどが立ち並び、車やバスで移動しなくても生活に必要な物品が、ほぼ全て販売されています。

少し足りないモノを買い足すために、仕事帰りに立ち寄りやすいのは大きなメリットです。

週末や祝日ならば、わざわざ駅周辺の店に出向くことはないかもしれませんが、購入先の選択肢が増えることは、効率的な調達が可能だと言えます。

また、駅周辺は人手が多くて賑やかであることから、必然的に、セキュリティの面が強化されています。

自宅までの道のりを異動手段別にチェックしておけば、警戒すべき場所や安心できる道順なども把握できます。

徒歩数分の距離であっても、細くて暗い道や住宅街の入り組んだ道路を通らざるを得ない場合は、送迎のしやすさも駅近ならではです。

資産価値の維持

駅近の物件は、資産価値を維持しやすいというメリットがあり、将来、売却予定や相続資産を残したいと考える人にとっては、非常に魅力的なポイントです。

建物の資産価値は、築年数の経過により減少していくことから、木造の場合は法定耐用年数の22年を超えた時点で、実質ゼロと見なされます。

しかし、土地の資産価値は街が衰退しない限り維持されることになり、福岡県内の人気エリアならば、土地価格だけでも高額になることも珍しくありません。

こうした資産価値の維持、あるいは上昇を期待して、「駅近」だけを検討要素とする人もいます。

そのため、将来的に売却を頭に入れながら、一戸建てを持ちたいのであれば、駅近物件に絞っても良さそうです。

福岡県の人気エリアで駅近物件が続々と登録されていますので、一度、ご覧ください。

駅近のメリットは交通の利便性や生活の利便性や資産価値の維持など

駅近のデメリット

駅近物件はメリットが目立ちますが、その一方で、デメリットになることもあります。

当初の想定と違ってストレスを感じる生活になってしまい、購入したばかりの一戸建てをすぐに売却せざるを得なくなることは、実は少なくありません。

いったい、駅近物件は何がデメリットなのか?

つい、そのように考えるほど駅近物件は一般的に好印象ですが、だからこそ、デメリットに気付きにくい点があります。

住み始めてから違和感を覚えても手遅れになるため、福岡県で駅近の一戸建てを検討する場合は、本章で解説するデメリットについても知っておくべきです。

土地価格が高い

駅近は資産価値が高いというメリットがありますが、逆に言えば、すでに土地価格に関しては高い相場で推移しているわけです。

福岡県の市内は特に人口の増加で、人気の沿線エリアも高騰しています。

予算が合わず、泣く泣く断念することにもなり兼ねません。

また、一戸建てを購入した後の固定資産税や都市計画税といった、維持費も高額になることから、家計が苦しくならないよう資金計画を入念にチェックする必要があります。

その結果、駅近の物件は予算オーバーになりやすく、購入に悩んでいる間に、あっさり別の希望者によって成約してしまったという事例も多いです。

騒音・日照のリスク

駅近物件においては生活音とは別に、屋外からのさまざまな環境音に悩まされることもあります。

自動車やバスの走行音、飲食店の音楽、人々の会話にも耐えられる遮音性能が一定のレベルでなければ、かなりのストレスを抱えることになります。

踏切が近ければ、定期的な警告音とも付き合っていかなければなりませんし、音だけではなく、自動車やバスの排気ガス、そのニオイにも気を付けたいところです。

また、テナントビルなど背の高い建造物が立ち並んでいるようであれば、日照の角度や日が当たる時間帯も気になるところです。

これは実際に、見学会などで各方向の日当たり具合を確認するしか方法がなく、オンライン相談やVRでの内覧では難しい部分と言えます。

駅の規模にもよりますが、周辺環境の影響を大きく受けやすいことは確かです。

非開放的な建物仕様

駅近の土地は高額になりがちで、一戸建てを購入しやすい価格にするには、土地面積と建築面積を小さくしなければなりません。

何よりも駅の近くは、建ぺい率と容積率が大きく制限されることから、たとえ敷地が大きくともコンパクトな間取りになってしまいます。

  • 建ぺい率:敷地面積に対する建築面積の割合
  • 容積率:敷地面積に対する延床面積の割合

たとえば建ぺい率60%、容積率200%のエリアで50坪の土地を選んだ場合、建物面積は30坪、容積率は100坪が最大となります。

一方、駅近は建ぺい率50%、容積率80%と制限されるエリアもあり、同じ土地面積でも建築面積で5坪、延床面積では60坪も縮小です。

※建ぺい率と容積率は市街化区域や用途地域で異なるため、詳細は、不動産業者やハウスメーカーにお問い合わせください。

つまり駅近の物件は法的にも、さらにプライバシーの観点からも、開放的ではない作りにせざるを得ません。

広々とした間取りが欲しい場合は、あまり向いていないエリアなのです。

駅近のデメリットは土地価格が高いことや騒音や日照のリスクがあることや建ぺい率や容積率の制限など

まとめ

一戸建て購入を検討する場合は、建物の仕様よりも立地を重要視することがおすすめです。

特に駅近物件は、不動産としての資産価値が高く、効率の良い生活が実現しやすく、メリットが多いという認識が浸透しているため、注目を浴びやすくなります。

その一方で、駅近物件のデメリットは見過ごされがちであり、土地の価格が高い、周辺の環境音、交通関連の騒音や排気ガス、日照の問題など、住み始めてから違和感を覚えて生活に影響することも少なくありません。

さらに建築制限により、全体的にコンパクトな住環境になりがちですから、開放的で閑静なライフスタイルには適応しにくいと言えます。

ただし、少々難しい条件でも、福岡県で一戸建て住宅を探したいときは、リブワークのe建売netにお任せください。

また、福岡県で駅近にこだわらず、新築の一戸建ての購入を検討している方は、リブワークにぜひご相談ください。

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