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神奈川県の新築一戸建て情報を見ていると、リビングや居室にロフトが付いている物件が、やや増加傾向な印象があります。
ロフトは縦の空間を有効活用するために設置されており、天井に近い部分でスペースを設けることで、日常生活の邪魔にならない隠れた空間となります。
さまざまな用途で利用できることと、ちょっとした秘密基地感もあって人気のあるロフトですが、使い方によってはメリットだけでなくデメリットに繋がるため、用途や場所は重要です。
そこで、この記事ではロフトのある新築一戸建てについて、主にメリットとデメリットを解説します。
これから新築一戸建ての購入を検討する場合は、参考にしてください。
ロフト付き新築一戸建て
ロフトは、デッドスペースとなる部分の有効活用と立体的な間取りによって、実用性とおしゃれな空間デザインを兼ね添えたイメージがあります。
また、ロフトを設置するために高い建材や設備を必要としないことから、新築一戸建ての価格には反映されにくい点も特徴です。
つまり、新築一戸建ての購入を検討する際には、ロフトの有無も選択肢に入れて、その活用方法などもあらかじめ頭に描いておくと、一時的な好印象だけで選ぶことがなくなります。
購入前の事前検討次第では、ロフトの使い道で悩むことはありません。
使い道がなくていらない?
活用方法が決まっていれば、ロフトは非常に効果的なスペースとなります。
しかし、使い道が決まっていないのであれば、あえなく室内倉庫として、湿っぽい空間のままになってしまうこともあります。
また、子どもが小さい時は、興味本位や遊び場としてロフトに上がることが当然のように考えられ、降りられなくなるトラブルや落下のリスクは否めません。
あらかじめ事故を防ぐために、ロフトには小さい子どもが登れないようにする期間中は、気配りや独自の対策が求められます。
ゆえに「一戸建てのロフトはいらない」という声も多いわけですが、どうしてもロフトは放置されがちであり、空調次第ではホコリ、ダニ、カビの温床になってしまいます。
その結果、建物内に有害物質が飛散していまい、アレルギーの原因にもなりかねないため、ロフトの活用方法は快適に暮らすためのキーポイントです。
天井裏収納との比較
ロフトとよく似た構造に天井裏収納があります。
一般的にはロフトは汎用スペース、天井裏収納は収納スペースであることから、前提とする用途が違います。
どちらかと言えば、天井裏収納は隠されていることが多く、日常的に使用しない家具や家電、貴重品の収納として最適です。
参考までに、全館空調システムを採用している新築一戸建ての場合は、管理パネルを屋根裏に設置していることもあります。
このように、収納をメインとして使われることが天井裏収納であり、建物内の物置というイメージで捉えて差支えはありません。
ただし、設置場所によっては、上り下りで伸縮式のハシゴを用いる場合もあるので、やや、作業性に関してはよくないことが懸念材料です。
一方、ロフトはあくまでもフリースペースの意味合いが強く、物置だけでなく、ひとつの部屋として使うことも可能です。
つまり、自由度が高い分、ライフステージの変化に対応しやすいといえます。
たとえば、子どもが小学生の時には遊び場として使い、中学生や高校生になるにつれ、部活の用具や着替えを置く場所に用途を変更することが挙げられます。
さらに、十分な広さがあれば書斎やシアタースペースとして、非日常を味わえる空間にできることも魅力的な要素です。
結論としては、収納場所としての天井裏収納、ライフステージなどに合わせて使い道を変化させるロフト、そのような違いがあります。
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ロフトのメリット
ロフトがある家とない家では、天井付近の活用方法に大きな差があり、生活動線や家事動線にも大きな影響を与えます。
また、ロフトを後付けする場合は1畳あたり8万円~10万円の費用がかかることから、その必要性については、新築一戸建ての検討時点で吟味することがおすすめです。
そもそもロフトに好印象を持つ人は多いですが、具体的に、この章ではメリットについて解説します。
ロフトが持つ魅力を知るためにも、チェックすることをおすすめします。
収納力が上がる
ロフトのメリットとして、まずは収納力が上がるという点があります。
新築一戸建てに引っ越したばかりの時は荷物が少なく、収納は十分に足りていることが多いです。
しかし、長く住むにつれて荷物は増える傾向にあり、いつの間にか収納が足りなくなってしまうこともよくあります。
特に、子どもが中学生や高校生になると、学校、部活、受験、身の回りの物の荷物が一気に増えることになり、置き場所に困ることは通過儀礼と言えます。
ややサイズが大きくて、しかも使用頻度が高い荷物に対する出し入れには、ロフトは非常に都合が良い空間です。
子どもの個室にも収納に限りがありますから、一時的な収納スペースとして活用することで、リビングに仮置きせずとも居室をスッキリさせることができます。
さらに、天井裏収納や倉庫と違って、急な対応であっても管理および出し入れがしやすく、とりあえず置ける場所があるという価値は、かなり高いものとなります。
収納力だけでなく、仮置きとして有用すぎる点が、ロフトの最大のメリットです。
何となくワクワクする
子どもの時に、木登りやジャングルジムの頂点に登ったことがある人にとって、ロフトは懐かしさを感じるスペースでもあります。
天井付近からリビングを見下ろす感覚は非日常的であり、子どもの頃に戻ったような感覚を覚える人も多いです。
また、ロフトと床との高低差を利用して立体的な飾りつけをすることも可能であることから、クリスマスや誕生日パーティーの飾りつけは「インスタ映え」にも繋がります。
ロフトがあることで、家庭内のイベントを盛り上げることができ、ワクワクを家族で共有することが可能です。
コロナ禍で一時期は自粛していたホームパーティーなど、定期的に開きたい願望があるのならば、ロフトのある一戸建てはおすすめと言えます。
趣味やゲーム専用の部屋など、ジャンルに特化した空間を作りたい場合も同様です。
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ロフトのデメリット
収納力が高く、楽しい生活を送ることができるロフト付き一戸建て住宅ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。
ロフトは後付けするよりも、撤去するほうが費用の負担があることから、後悔しないためにも、どのようなデメリットがあるのかを知っておくべきです。
そのため、ロフトがある新築一戸建てを検討する際には、前述したメリットと合わせて、この章で解説するデメリットについてもチェックしておくことをおすすめします。
モノの出し入れは辛い
ロフトに収納したモノは、出し入れしやすいと前述しましたが、それはあくまでも伸縮式ハシゴで昇降する天井裏収納との比較においての話しです。
そもそも天井付近にロフトは設置されることから、やはり、多少の出し入れは辛くなります。
つまり、ロフトに収納したモノは、天井裏収納よりも出し入れはしやすいものの、基本的には荷物を抱えで昇降することには変わりはありません。
下手すると腰を痛める、転落するといったハプニングもゼロではないからです。
たとえば、人が集まった時にだけ使うホームパーティー用のゲームや趣味の道具など、使用頻度が少なく軽量であればロフトに収納しても、大きな問題はありません。
掃除機、ファンヒーター、扇風機など、そもそも持ちにくい家電などは、出し入れするのに躊躇し、面倒な感情が沸いてくるものです。
このことからも、ロフトに収納するモノは、多少、絞り込む必要があるといえます。
不用品置き場になる恐れ
ロフトは天井裏収納や庭先に置くタイプの倉庫よりも、とりあえず荷物を置くスペースとしては非常に便利です。
しかし、便利であるがゆえに有効活用されることが少なく、荷物がただ増え続ける場所になってしまう可能性はあります。
特に子どもが独立すると、ロフトの使い方は大きな転換期を迎えます。
高齢になれば出し入れの負担も大きく、いつしか不用品を置く場所になってしまい、その結果、何が置かれているのかさえもわからない可能性も高いです。
何でも放り込んでおくと、本来、必要な荷物も詰め込んでしまい、買い直した後に見つかるという、なんとも気まずいことも増えます。
このような事態にならないためにも、ロフトの使い方は、ある程度、ルールを決めておくことが重要です。
まとめ
新築一戸建てにロフトが設置されていると、人気の高さが伺えます。
天井付近のスペースであるロフトは、日常生活において生活動線の邪魔にならないため、収納場所として活用できるからです。
また、立体的に空間を活用することで、室内を広く見せることにも繋がります。
荷物の多さを懸念している、特別な空間を持ちたいといった要望には、ロフト付きの新築一戸建ておすすめしています。
ただし、ロフトはルール無用の荷物置場になってしまう傾向もあり、さらに、出し入れに関しては、決してやりやすいものではないという点はデメリットです。
そのため、まずは使い道をしっかりと決めて、物置や不用品置場とならないよう活用するための相談にも応じています。
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また、神奈川県でロフト付き新築の一戸建ての活用法についても、リブワークにぜひご相談ください。
補足
ロフトについての建築基準法における制限などに関して、今回は触れておりませんが、当社は法令順守のもとで情報を提供しています。