2025.08.19
建売住宅 一戸建て

【2025年版】神奈川県の新築一戸建て住宅着工の傾向と優良物件情報をいち早くキャッチする方法

2025年神奈川県の住宅事情や需要が集中するエリアや優良物件情報の最速キャッチ方法3つなど

目次

 

神奈川県は緩やかに人口が減少しているものの、港北区や多摩区、神奈川区、鶴見区、幸区では人口が増加しており、新築一戸建ての物件数も安定しています。

とはいえ、需要の多いエリアのため、購入までのスピーディーな判断が求められ、最適な情報収集の方法を知っておくことがカギとなります。

また郊外も、にぎわいを見せているエリアもあり、購入決断に必要な情報を、いかに効率よく押さえるかも重要な視点です。

この記事では、神奈川県で新築一戸建てを購入予定の方向けに、最新の住宅事情についてお伝えします。

情報収集のポイントについても紹介しますので、参考にしてください。

神奈川県を取り巻く住宅事情

神奈川県の住宅事情については、全国と比較すると増加傾向となっています。

ゆえに、物件の供給は心配には及ばないと考えることもできますが、競争率の高さは否めません。

まずは、本記事の執筆時点(2025年6月)で公開されている最新の統計などから、住宅事情について見てみることにしましょう。

一戸建て住宅着工数

政府統計の総合窓口で公開されている建築着工統計調査(令和7年4月分)によると、一戸建ての着工数は全国で8,169戸、前年同月比マイナス22.8%です。

その中で神奈川県は、1,154戸でプラス10.0%となっています。

関東エリアでは山梨県と神奈川県だけが、前年同月比でプラスとなっており、新築一戸建ての供給は安定しているといえます。

一戸建ての購入は、まず希望エリアと予算を決め、合致する物件を全てチェックしたうえで、内覧する物件を選定するという流れが一般的です。

物件数が多ければ、それだけ理想の物件に出会う確率も高くなり、妥協せずにしっかり時間をかけて探すこともできます。

都心へのアクセスも決して悪くないエリアですから、一戸建ての着工数の数字は安心材料と考えます。

マンションよりも戸建て志向

一戸建ては堅調な数字が出ていますが、対極的なのは分譲マンションです。

着工戸数は1,357戸で、前年同月比28.1%の大幅な減少を示しており、この数字は全国的な傾向でもあり、都市部でのマンション供給が減速していることを示しています。

背景には、建築コストの上昇や資材価格の高止まり、再開発エリアの絞り込みといった要因が挙げられます。

また、郊外エリアでの敷地の広さや駐車場付きといった生活環境の良さが、マンションから一戸建てへと志向の変化も影響している印象です。

供給側の抑制と購入者側のニーズ変化が交差し、一戸建て住宅への関心が高まっていることは、今後の住宅市場の方向性を占ううえで見逃せないポイントといえます。

堅調な数字が出ている、一戸建ての物件情報を更新しているサイトで、細かくチェックしてみてください。

神奈川県は一戸建て増加傾向でマンションよりも戸建て志向あり

需要が集中するエリアとその理由

神奈川県では、新築一戸建ての需要が高いですが、全てのエリアで人気があるわけではありません。

たとえば横浜線十日市場駅から鴨居駅は、用途地域が第一種低層住居専用地域となっており、建築面積を確保することが難しいエリアとなっています。

そのため新横浜駅まで約10分で移動できるエリアであっても、新築の物件は公開されにくく、候補地が少ない状態で選択しなければならない可能性もあります。

ちなみに、e建売netで当該の駅を指定しての路線検索では、物件数わずか31件です。(2025年6月17日時点) 

一方、利便性がそれほど良くない郊外でも根強い人気のエリアもあり、郊外ならではのメリットも知っておくと、選択の幅も広がります。

この章では、神奈川県でおすすめのエリアと、その理由についてお伝えします。

横浜市・川崎市の再開発地区が牽引

神奈川県の中核都市である横浜市と川崎市では今後、人口の流入が期待されており、急速なインフラ整備や再開発事業が施行されています。

将来、より豊かな住環境が整備されることから、駅近を中心に新築一戸建てが公開されている状況です。

利便性が良く、資産価値の高いエリアで建売住宅を購入したい人におすすめといえます。

特に横浜市では、2031年まで事業計画が決定しており、これは物件を選ぶうえで参考にしておきたいポイントです。

 

事業開発予定時期

事業開発名

主な内容

2025年度竣工

(仮称)臨港パークプロジェクト

臨港パーク内に、公園と一体となったウェルネスな施設を計画

2027年1月竣工

都市再生特別地区(海岸通り地区)

地上21階、地下1階の大規模な高層複合オフィスビルを建設予定

2027年5月開業

みなとみらい21中央地区52街区複合施設

オフィス、ゲームアートミュージアムなどの複合施設を建設

2029年2月竣工

(仮称)Linkage Terrace Project「みなとみらい21中央地区60・61街区」の開発事業

商業施設やホテルなどを有する大型複合施設

2029年竣工

中山駅南口地区第一種市街地再開発事業

住宅470戸を計画

2031年竣工

上大岡C北地区第一種市街地再開発事業

上大岡駅近接地に住宅や店舗などで構成する再開発ビル建設を計画

 

郊外都市の人気も根強い

利便性よりもコスパを重視する層や家族が多いファミリー層には、坪単価の安い郊外都市が人気となっており、厚木市や茅ヶ崎市が注目されています。

厚木市は登山で有名な大山があり、付近には自然豊かな山脈が連なっていることから、緑に囲まれた暮らしをしたい人に向いています。

また茅ヶ崎市は海に面しており、サーフィンなどのマリンスポーツを趣味とする人であれば、候補地にしておきたい立地です。

神奈川県は全国的に有名な都市部だけでなく、自然環境を楽しみながら暮らすことができるエリアも多いことが分かります。

自然の多い神奈川県の郊外で販売中の新築一戸建ては、エリア別の検索が便利です。

神奈川県で一戸建ての需要が増加しているエリアや横浜市や川崎市の再開発エリアによる影響や郊外都市の人気について解説まとめ

優良物件最速キャッチ3つの方法

立地の良い適正価格の優良物件は、公開直後に契約となることも多く、できるだけ早い段階での情報収集が重要になってきます。

利用者多い不動産ポータルサイトでは、タイミング次第では既に購入申込書が提出されて、商談のステップに進んでいるケースも少なくありません。

出遅れないためには、ネット上で公開される前段階で物件情報を得ることが、最善策といえます。

そこで本章では、優良物件を最速でキャッチするおすすめの方法を3つ紹介します。

供給増エリアを見極め

優良な新築一戸建てを見つけるためには、供給が活発なエリアをいち早く察知することが重要です。

そこで活用したいのが、国土交通省が提供する建築着工統計(e-Stat)や、各自治体の住宅関連データです。

これらの統計からは、地域ごとの着工戸数やその増減傾向が明確に読み取れます。

すでに1章でお伝えしているように、2025年4月の神奈川県において分譲一戸建て住宅の着工は前年同月比で10.0%の増加です。

このようなデータを把握しておけば、近い将来の販売タイミングや価格動向も予測しやすくなります。

情報戦に勝つには、統計のほかに不動産業者やハウスメーカーからの生きた情報の質と量が、優位性につながります。

未公開物件情報の活用

未公開物件とは、レインズや不動産ポータルサイトでは公開されない物件を指します。

決して見せられない物件ではなく、取引相手を厳選したい、条件をクリアした優良な顧客に提供したい、販売元の方針で非公開にしています。

どのポータルサイトや地元の不動産業者だとしても、インターネットで調べることはできず、業界内でのみ情報が流通するしくみです。

この情報を取得するためには、不動産会社に依頼する必要があり、希望エリアや価格の条件を満たす物件が公開されれば、すぐに物件情報が展開される関係性作りが求められます。

ただし、未公開物件情報は土地の契約時点で展開されるため、建築面積や延べ床面積、間取りなどは一切決定されていません。

場合によっては、想像していた住宅とは異なる可能性もありますが、掘り出し物も含まれています。

建売専門サイトに登録

新築一戸建ての最新情報を逃さずチェックしたいなら、建売住宅に特化した専門サイトへの登録がおすすめです。

e建売netでは、神奈川県内の建売物件を網羅しており、検索機能がシンプルかつ実用的で、エリア・学校区・路線といった条件からの絞り込みで物件を表示します。

横浜市・川崎市といった都市部から、藤沢・茅ヶ崎といった郊外エリアまで幅広く掲載されており、建売住宅を検討している方に向けた強力な情報収集ツールです。

なお、会員登録をしておけば、3つの特典が得られます。

  1. 会員限定ページでの未公開新築一戸建て情報閲覧

  2. 希望条件登録機能によるメール通知

  3. 広告すらでき新築一戸建て情報の紹介

LINE、Facebook、Google、Xのいずれかのアカウントを持っていれば、簡単に登録できますし、利用については無料です。

今すぐ会員登録して、神奈川県の一戸建て情報にアクセスしましょう。

神奈川県の優良物件最速キャッチの方法は供給増エリアを見極めることや未公開物件情報の活用や建売専門サイトに登録することなど

まとめ

国内でも代表的な都市である横浜市や川崎市では、再開発事業で住みやすい都市へとさらに進化します。

将来的に資産価値が高まることを期待するなら、これらのエリアでの物件探しがおすすめです。

厚木市や茅ヶ崎市といった自然豊かな郊外でも、コスパの優れた物件が続々と登場しています。

総じて特徴的なのは、分譲マンションの供給減少を背景に、一戸建て志向がより一層強まっていることでしょう。

情報の先取りとして、地域ごとの着工データや需給の傾向を把握は、優良物件を見逃さないための手段です。

統計や専門サイトを活用し、満足のいく住まい選びにつなげましょう。

神奈川県で一戸建て住宅を探したいときは、リブワークのe建売netにお任せください。

また、神奈川県で新築の一戸建て住宅の購入を検討している方は、リブワークにぜひご相談ください。

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